くせ毛に悩む40代・50代女性に、縮毛矯正のヒミツを教えます。
当店(リアン)へご来店されるお客様からのご相談で多いのが、
・縮毛矯正に失敗して、チリチリ(ビビリ毛)になってしまった。
・他店やご自身で縮毛矯正をやってダメージしてしまった。
・縮毛矯正のかかりが悪かったり、ツンとしてしまうなど不自然な仕上がりになってしまった。
このようなお悩みです。
縮毛矯正は、くせ毛や広がりのお悩みを一度で解決して、見違えるようなサラサラな艶髪へと導くことのできるメニューです。その反面、美容師の未熟な技術が原因となって、失敗するケースが後を断たないのも事実です。失敗やトラブルを未然に防ぐためには、お客様があらかじめ正しい知識を持っておくことが必要になります。
そこで、縮毛矯正の施術を受けようと考えられている方のために、失敗しないための基礎知識をまとめました。
縮毛矯正とは何か、メリット・デメリット、失敗を防ぐポイント、アフターケアや注意点、普段のお手入れ方法なども詳しく解説しています。 詳細に解説していますが、知りたい箇所をお読みいただくだけでも、失敗しないために知っておくべきヒントが得られるようにまとめてあります。縮毛矯正を受ける前に、「失敗しないための完全ガイド」をぜひご覧ください。

目次
- 縮毛矯正とは
- 縮毛矯正を失敗してしまう理由
- 適切なタイミングと効果の持続期間
- 施術事例
- 美容室を選ぶ3つのポイント
- 縮毛矯正後の髪のケアはとても重要です。
- 矯正後のスタイリングのポイント
- 縮毛矯正のトラブルについて
縮毛矯正とは
縮毛矯正は、くせ毛を一時的または永久的に矯正するための美容施術です。
パーマとは異なり、髪の毛をストレートにすることが主な目的です。 薬剤と熱(アイロン)の力を使って、髪の内部のタンパク質の歪みを整えて、固めてストレートに形状記憶するようにくせを伸ばしていく仕組みです。
パーマとの違い
縮毛矯正とパーマは、同じく髪の形状を変える施術ですが、その方法と目的が異なります。縮毛矯正は髪をストレートにする目的がありますが、パーマは髪をカールさせるために行われます。また、ストレートパーマとの違いを聞かれることが多いのですが、基本的には目的や工程が異なります。
【縮毛矯正】
くせを伸ばして、ストレートにしたいとき
【ストレートパーマ】
パーマを落としたり、ボリュームをダウンさせたいとき
薬剤の効きが異なるため、くせを伸ばす効果も異なります。
また、縮毛矯正はアイロンの熱の力を利用した施術をしていきますが、ストレートパーマでは熱処理を行いません。
強めのストレート = 縮毛矯正
弱めのストレート = ストレートパーマ
このように工程や目的が異なるため、誤解しないようご注意ください。
リアンの髪質改善ストレートエステは、髪質やくせの強さ、仕上がりのご要望に合わせてくせをきちんと伸ばした上で、「柔らかさ」や「滑らかさ」などの質感を調整します。
髪質改善をしながら、自然で滑らかな、そして艶やかな仕上がりへと導き、くせ毛のお悩みを解決していきます。

縮毛矯正のメリットは、気になるくせ毛の解消です。自然なストレートヘアーを手に入れることができ、ヘアスタイルのバリエーションも広がります。また、朝のスタイリングの時間が短縮され、髪のまとまりも良くなります。

※ストレートエステ施術のビフォーアフター写真
- 基本的にどんなに強いうねりやくせ毛(癖)でもストレートヘアーにできます。
- 髪の広がりやボリュームなども抑えることができます。
- 髪がちぢれていたり捻れている場合でも、髪質が改善してキレイになります。
- 髪の表面がキレイに整って、滑らかな手触りの髪になります。
- 一時的ではなく、半永久に効果が持続します。
※新しく髪が伸びてきた部分はリタッチが必要)

一方で、縮毛矯正にはいくつかのデメリットも存在します。
縮毛矯正は、美容室で行う技術の中で最も髪に負担をかけやすいメニューです。
髪の内部の結合を変化させるため、薬剤の選び方や、施術の仕方を間違えると、ダメージの原因となってしまう可能性があります。
リアンへお越しくださるお客様は、他店で縮毛矯正を失敗された方が多く、知識や技術不足によって、深刻なダメージとなられているケースが珍しくありません。
髪への負担がかかるため、パーマやカラーリングとの併用は、担当美容師と相談しながら適切なタイミングで行っていきましょう。
また、縮毛矯正をかけていない頃に比べると、スタイルチェンジは難しくなります。
ウェーブ系のパーマに変更することや、ブリーチやハイライトなどハイトーンカラーの施術でもダメージを増幅させてしまいます。
その他には、丸みやボリューム感、動きを重視してスタイルを形成していく「ショートスタイル」や「ボブスタイル」との相性が悪い場合もあります。
毛先のくせを残して、根本や表面だけ縮毛矯正をかけるケースもありますが、伸びてくると縮毛矯正を施した部分が毛先となるため、容易にはお勧めができません。
場合によっては、ボリュームがほしいところがペタンとした感じに見えてしまうケースもあります。
- 薬剤の選定や施術工程を誤ると、深刻なダメージが起きてしまいます。
- ウェーブ系のパーマやブリーチ、ハイライトなどの施術が難しくなります。
- 丸みやボリューム感のあるショートスタイルには適さない場合があります。
- ボリュームの欲しいところに施術してしまうと、馴染まなくなる場合があります。
- 定期的にかけ続ける必要があります。
(新しく髪が伸びてきた部分のくせを抑えるため)
縮毛矯正の上手な美容室は、これらメリットやデメリットを熟知し、適切に診断し施術するため、これらのデメリットが影響することはほとんどありません。
一方で、知識と技術が不十分な美容室で縮毛矯正をすると、デメリットが際立ち不本意な結果になることがあります。

縮毛矯正を失敗してしまう理由
1、使用した薬剤の選び方
縮毛矯正が失敗する原因の一つは、不適切な薬剤の使用です。髪質やダメージの度合いに合った薬剤を選ばないと、パサつきやダメージが増える可能性があります。
2、プロの技術の重要性
次に、施術者の技術不足も考えられます。縮毛矯正は専門的な技術を必要とするため、経験豊富なプロのスタイリストに施術してもらうことが重要です。不適切な技術で施術されると、髪が傷みやすくなります。
3、カウンセリングの重要性
他にも失敗の原因として、カウンセリング不足も考えられます。髪質・くせの種類や強さだけでなく、お客様が過去にカラーやパーマをいつ、どのくらい施術されたのかを把握する必要があります。目で見てわかる部分だけでなく、お客様からお話をお伺いしながら、正しい髪の状態を把握した上で、適切な薬剤や施術方法を選んでいく必要があるからです。
縮毛矯正で失敗しないためには、事前に髪の状態をしっかりと把握し、ダメージの少ないタイミングで行わなければなりません。また、施術後は適切なホームケアを行い、ダメージを最小限に抑えることも必要です。
縮毛矯正をかけられないケース
「すでに髪にダメージがあり、薬剤の負荷に髪が耐えられない」部分に関しては、縮毛矯正をかけることができません。

・断毛が起きている
・チリチリ状態(ビビリ毛)
・ハイダメージ部分(毛髪の内部が破壊されている)
このような状態の髪に縮毛矯正を施すと、さらに状態が悪化する可能性があります。
ビビリ毛修復
重度のビビリ毛になってしまっている場合は、完全に治すことは極めて困難です。一時的にキレイに見せるだけで、その後のカラーやアイロンなどでさらに悪化してしまい、取り返しのつかなくなるケースが後を絶ちません。非常に高度な技術とリスクが伴いますので、専門の担当美容師とよくご相談されることをお勧めします。
縮毛矯正を部分的にかけるケース
前髪(フロント)や生え際など、部分的な縮毛矯正を施すことができます。
前髪、顔周りのくせやうねりのお悩みはとても多く、定期的な施術を受けられる方の他に、梅雨時期など湿気の多い時期だけかけるような方もいて、人気のメニューとなっています。
「ポイント縮毛矯正」や「フロント(前髪・顔まわり)ストレート/縮毛矯正」などの名称で呼ばれていますが、リタッチ(根本の伸びてきているところの再施術)とは根本的に異なっているという点にご注意ください。
縮毛矯正は、
- くせ毛が原因のうねりや広がりを改善したい方
- ちぢれなどの髪質を改善して質感を良くしたい方
- 艶やかな美しいロングスタイルを作っていきたい方
- トリートメントを繰り返していても髪質が改善されない方
- 髪にダメージが蓄積されていない方
このような方におすすめです。適切な施術によって今のお悩みを解決できます。
しかし、下記に該当する場合は、縮毛矯正では悩みが解決しない、またはしない方がいいケースが多いです。
- くせやうねりもなく、カットの仕方が原因で(梳かれ過ぎなど)広がっている方
- 髪にダメージが蓄積されていて薬剤や熱処理に耐えられない髪の状態
- ブリーチやハイトーンのカラーを楽しみたい方
- スタイルのチェンジやウェーブ系のパーマを楽しみたい方
- 縮毛矯正をかけた部分がダメージで広がってしまった方
施術にはメリット・デメリットがあります。本当に縮毛矯正が必要なのか、担当美容師とよく相談の上、最適な施術を受けることをお勧めします。
適切なタイミングと効果の持続期間
縮毛矯正の適切なタイミングは、髪の毛の状態やくせの強さによって異なります。髪の毛が健康な状態であれば、約4〜6カ月に1回の頻度で行うことが推奨されています。過度な施術は髪の毛に負担をかけるため、適度に間隔を空けることが重要です。
また、髪質にあった薬剤で適切に縮毛矯正をかけた部分は半永久的に効果が持続します。新しく生えてきた髪に対しては、再度施術を施していく必要があります。


施術事例
実際に施術させていただいたお客様の仕上がりをご紹介します。
当店(リアン)は、「何もつけずに乾かしただけ」の仕上がりを提供しております。なぜなら、スタイリング剤や洗い流さないトリートメントをつけて乾かしたり、ブローやアイロンなど美容師の技術やテクニックを用いた仕上がりでは、ご自身でお手入れした際にギャップが生まれてしまうからです。
当店(リアン)のホームページ上にあるお写真は「何もつけずに乾かしただけ」の状態で、スタッフが手元にあるスマホで撮影したお写真となっております。
ショートボブの仕上がり
ショートやボブスタイルへの縮毛矯正は、スタイルを崩さないような施術が重要です。根本の立ち上がりを残すようにお薬を塗り始めて、毛先がかかりすぎないように強さの違うお薬を分けて施術をしていく。このような方法で、自然で丸みのあるストレートを実現できます。


ミディアム〜セミロングの仕上がり


ロングスタイルの仕上がり


ストレートエステの詳しい施術事例はこちらをご覧ください。


自宅で縮毛矯正をする方法をご紹介します。
まずは必要なアイテムを揃えましょう。
1、髪を丁寧にクレンジングした後、矯正剤を塗布します。
2、次に洗い流しと中間処理(詳しくは後述します)を行い、セット剤を塗布します。
3、最後にストレートアイロンを使ってスタイリングをして完成です。
自宅で縮毛矯正をするメリットは、時間と費用の節約です。美容院に行く時間やお金を削減することができ、自分の都合に合わせてケアができます。しかし、注意点もあります。自分で行うため、技術が必要になりますし、ヘアケアの知識も必要です。適切なアイテムを使用し、正しい手順で行いましょう。
簡単そうに感じられるかもしれませんが、縮毛矯正は美容室のメニューの中でも最も難しい技術の一つです。
プロの美容師は、髪にあった薬剤を選んだり、毛髪状態に合わせた前処理(薬剤塗布前の栄養補給や保護)をした上で、適切な放置時間を見定めています。くせやダメージなどに合わせて薬剤を選ばなければ、クセが伸びないだけではなくダメージの原因となります。ヘアカラーとは違って、染まる染まらないだけではなく、髪に深刻なダメージを残し、断毛が起きたりチリチリとした症状になってしまったりする可能性もあります。
また、縮毛矯正後のケアも重要です。矯正の持ちを良くするためには、髪の傷みを防ぐためのケアや、ヘアケアのポイントも知っておく必要があります。自宅で再矯正を行う場合はさらに注意が必要です。
このような理由から、美容室での施術をお勧めしたいのですが、 どうしても自分でやってみたい方のために、おすすめの縮毛矯正商品をご紹介します。適切なアイテムを選ぶと、より効果的な縮毛矯正が可能になります。矯正剤やセット剤、ストレートアイロンを購入する際には、自分の髪質や目的に合った商品を選びましょう。
自宅でする場合の必要なアイテムと値段相場
縮毛矯正を自宅で行う際には、適切な商品選びが重要です。
・縮毛矯正剤(1剤2剤)
矯正剤は髪質やダメージの程度に合わせて選びましょう。
安いものは1,000円〜ネットでも手に入ります。美容メーカーの場合は2,000円~4,000円で購入が可能です。
・前処理、中間処理、後処理剤
縮毛矯正をする際には、適切な前処理を行いましょう。
薬剤を使用する前にダメージの補修をして、熱から髪を守る必要があります。使用した薬剤はシャンプーでは落ち切れず、ダメージの原因となってしまうため、クレンジング剤での除去も必要です。施術後の毛髪は非常に不安定なため、髪が安定するphに戻すことも欠かせません。
このような商材は市販されているものが少なく、ネットから美容メーカーの商品を購入するには有効成分の知識も必要です。
・ストレートアイロン
自宅での縮毛矯正には、適切なストレートアイロンが必要です。
アイロンは髪を傷める原因となることもあるため、髪に優しい素材や温度調節ができる機能を備えた商品を選びましょう。例えば、『プロユースストレートアイロン』や『髪へのダメージを最小限に抑えたストレートアイロン』などがおすすめです。
これらの商品は、髪に負担をかけずにしっかりと矯正することができます。
・アフターケア
さらに、矯正後のお手入れも大切です。
矯正後は特に髪が傷みやすくなっています。ヘアトリートメントやコンディショナーを使ってしっかりとケアしましょう。また、熱によるダメージを防ぐために、ヘアドライヤーやアイロンを使用する際には、適切な温度設定(髪の状態によって異なります)を心がけてください。
施術時間の目安
慣れていなければ、1時間半〜2時間以上かかるかと思います。
※髪の長さ、くせの強さ、施術する範囲にもよります。
セルフで行う際は、リスクも承知の上で、適切な時間を守りましょう。かける時間は、長すぎても短すぎても失敗してしまいます。

続いて、美容室での施術の流れをご紹介します。
当店(リアン)では、このような流れで施術を行なっております。
- ご来店〜カウンセリングシートのご記入
- カウンセリングにて髪の状態やくせの毛髪診断
- 髪へのお悩みをヒアリングした上での毛髪診断
- 髪と頭皮のクレンジングをして不純物を除去した状態へ
- 髪質に合わせた保湿成分の補給とダメージ補修
- 髪質やクセの強さに合わせた薬剤と栄養成分を調合して塗布
- 適切な時間を放置
- 薬剤を除去して、熱から髪を保護するトリートメントを塗布
- 弱酸性の髪に負担を与えない領域でアイロンの熱処理
- 2剤を塗布して栄養成分を補給
- 専用のクレンジング剤で除去して、髪質改善トリートメント
- 何もつけず、乾かすだけの仕上がりをご覧いただく お家でのケアや今後についてのアドバイス
リアンの縮毛矯正(ストレートエステ)の詳細はこちらでご覧いただけます。
私たちは、初めてお会いするお客様のお話をしっかりとお伺いして、髪の状態を正しく診断しています。目で見てわかる部分と、お話をお伺いしながら診断する部分を専用のカウンセリングシートに記入しながら進めていきます。髪質やくせの種類、髪の状態を診断したら、調合表をもとに適切な薬剤を選びます。
必要以上に負担をかけずに、自然でキレイなストレートヘアを実現できるのは、一つ一つの工程を丁寧に行うからです。
美容室の値段相場
価格帯は美容室によってさまざまです。
アシスタントがいて掛け持ちしながら行うお店や、マンツーマンで付きっきりの施術を提供するお店など、営業スタイルによっても変わってきます。
地域や、その美容室の考え方によっても異なります。
安いところでは、10,000円以下
平均的に18,000円~26,000円が多く
高いところでは30,000円以上
このような料金設定が多い印象です。
美容室の施術時間目安
髪の状態と長さにより前後するものの、平均して3時間~4時間が目安時間になりますが、こちらも営業スタイルによってさまざまです。

美容室を選ぶ3つのポイント
絶対に失敗したくない縮毛矯正。美容室を選ぶにあたって、信頼できる口コミや評判のチェックは欠かせません。
店舗に関する情報は、インターネットやSNSなどで調べることができます。
1、口コミや評判
口コミでは、特にご自分と同じ悩みを持つ方々の体験談や評価をご覧ください。年代も同じくらいの方の口コミや評判は参考になるはずです。
2、ブログや施術の事例紹介
髪の状態が似ている方の仕上がりがわかる写真が掲載されているかどうかを確かめましょう。縮毛矯正に対するお店の考え方などもわかるため、ブログやホームページをよく読んで選ぶことが重要です。
3、カウンセリングの重要性
縮毛矯正を失敗するケースの大半は、カウンセリング不足によって起こります。適切な薬剤を選ぶためには、お客様から情報を共有していただく時間が欠かせません。施術時間にカウンセリングの時間がどのくらい含まれているか、メニューや口コミに書かれている内容を参考にするといいでしょう。
来店前に、施術の費用と所要時間についても確認することも重要です。失敗した縮毛矯正によってダメージした後であらためて髪質改善を目指す場合、複数回の施術が必要な場合もあります。しっかりと予算やスケジュールを考慮し、納得のいく施術を選びましょう。
以上が、美容室を選ぶ3つのポイントです。適切なカウンセリング、信頼できる口コミのチェック、併用施術に対する注意、費用と所要時間の確認など、ポイントを押さえて美容室を選ぶことが失敗を防ぐ第一歩です。

縮毛矯正後の髪のケアはとても重要です。
しっかりとしたアフターケアをすることで、美しい仕上がりを長く保つことができます。
髪の洗い方とシャンプーの選び方
縮毛矯正をした髪は通常より傷んでいる状態。まずはシャンプー剤をつけずに、38度〜40度のお湯で頭皮と髪をしっかりと洗います。(※これをするだけで、皮脂をとり過ぎることなく、汚れの8割を落とせます)
あまりゴシゴシせず、揉みながら洗うようにするのが、頭皮と髪を傷つけずに洗うためのポイントです。保湿成分の入った洗浄力の強すぎないシャンプーを選びましょう。

トリートメントの効果的な使い方
縮毛矯正後の髪は乾燥しやすく、パサつきやすいです。トリートメントを毎回の洗髪後に使用し、髪に潤いを与えましょう。根本から5センチほど離して中間から毛先へしっかりなじませます。揉み込むようにしてからクシで馴染ませて、5分から7分ほどおいて浸透させていきます。お肌のトラブルの原因になりますので、すすぎ残しのないようしっかりと洗い流してください。

頭皮の化粧水
意外と知られていませんが、頭皮にも化粧水が大切です。
頭皮と顔は一枚の皮膚で繋がっているため、シャンプー後には同じスキンケアが必要となります。育毛剤、美容液、頭皮ケア用アイテムは様々ありますが、まずは化粧水で水分量を保った上で他のアイテムを使用するとより浸透しやすく、効果が期待できるのです。
使用方法は、お顔の洗顔後と同じ考え方です。お風呂から上がってタオルドライの後、頭皮全体へ噴霧して、軽く揉み込みます。軽くマッサージをするとより一層浸透しやすいです。頭皮の乾燥はエイジング毛の原因となり、くせやうねり、白髪などを引き起こすため、毎日のスキンケアで予防をしましょう。

洗い流さないトリートメントの活用方法
ヘアオイルは縮毛矯正後の髪にツヤと潤いを与えてくれます。洗髪後の濡れた髪に軽くつけるか、乾いた髪に軽くなじませてください。ただし、多すぎると髪がべたつく原因になるので、適量を使用しましょう。

ミスト/オイル/クリームの違い
諸説ありますが、施術されているメニューに応じて選ぶことをお勧めします。
薬剤は、髪の内部へダメージホールを作りながら浸透していきます。その穴を埋めるために、同じような形状のものを使用すると補修しやすいと言われています。
コールドパーマ→ミストタイプ
・液体状の薬剤のため、粘度性の低いものが適切
カラー・縮毛矯正→オイルタイプ・クリームタイプ
・粘度性のある薬剤のため、粘度性の高いものが適切
オイルタイプについて詳しく
髪を保護する効果が高いのが特徴です。ドライヤーやアイロンの熱から髪を守ってくれて、艶やまとまりを出してくれます。根本は外して、中間から毛先にかけて、艶とまとまりが欲しいところへつけましょう。最近では乾かした後につけるスタイリングオイルなどもあります。
クリームタイプについて詳しく
クリームタイプは保湿と補修の効果が高いです。毛先などのパサついている部分につけると、しっとりと滑らかな手触りにしてくれます。ダメージが強い髪へは、クリームタイプの上にオイルタイプを重ね付けするような方法もお勧めです。
縮毛矯正後のリタッチのポイント
縮毛矯正は、一度キレイにかけてしまうと、半永久的に持続します。そのため、定期的に縮毛矯正をかける場合は、伸びているところだけを再施術する方法で行います。
リタッチ施術は、カラーリング同様に、キレイな髪を維持するために欠かせません。期間や頻度はくせの強さなどによって異なりますが、4〜7ヶ月ごとに1回のペースでかけられる方が多いです。

※こちらは縮毛矯正を7〜8ヶ月に一度かけられているお客様です。
※うねりが出てきた頃に、根本の再施術を行います。
もし、かけた部分にくせが残っていたりうねりがある場合は、かかりムラが考えられます。この場合は、新しく伸びてきた部分への施術と、弱めのお薬でかかりムラを直す施術の両方を行ってキレイに整える必要があります。
縮毛矯正は、毛髪診断がとても重要です。
初めて担当する場合は、今までの施術履歴や髪の状態を参考にしながら、予測を立てて施術します。2回目以降はどのくらい伸びているのか判断しやすく、その結果仕上がりもキレイになりますので、可能であれば同じ美容室での施術をお勧めします。

矯正後のスタイリングのポイント
普段の乾かし方について
髪は、濡れている時が一番敏感な状態です。
水分が含まれているときはキューティクルが開いているため、栄養成分が流れやすかったり、摩擦や絡まりなどで、さまざまなダメージを受けてしまいます。
ドライヤーの際は、まずは出来るだけ”粗いくし”で解かして根本から丁寧に乾かしましょう。引っ掛かりがあった場合は、無理に解こうとすると切れ毛の原因となりますので、優しく解かすことが大切です。完全に乾かした後に、冷風を当ててあげると、キューティクルが整うので、よりまとまりやすくなります。
縮毛矯正後は、スタイリングの仕方にも注意が必要です。
矯正した髪はまっすぐになっているので、ボリュームやカールを出すためには、巻き髪やアイロンなどのヘアスタイリングツールを使用する必要があります。しかし、髪への負担を考えると、使用頻度や温度に注意を払わなくてはなりません。
スタイリング剤について
ハードワックスやハードスプレーは避けた方がいいでしょう。
基本的にショートスタイルやヘアアレンジの際に使用するアイテムであるため、日常で使用するとせっかくのサラサラ感や柔らかさが消されてしまいます。乾燥を防ぐ場合は、オイルやクリーム、バームなどトリートメント類がお勧めです。特にバームは天然のシアバターからできていて、程よいホールド力も持っています。保湿力も高いため、パサつきやすい毛先にはお勧めです。
定期的な美容院のメンテナンス
縮毛矯正後は、定期的に美容院でメンテナンスをすることが重要です。髪の伸びてきた部分を補修したり、髪のダメージを予防するために、定期的なトリートメントやカットをしましょう。縮毛矯正後の髪のケアは手間がかかりますが、努力が実を結ぶと美しいヘアスタイルを長く楽しむことができます。適切なアフターケアを行い、大切な髪を守りましょう。

縮毛矯正のトラブルについて
ここまで読んでくださりありがとうございます。
最後に、よくある縮毛矯正の失敗やトラブル、対処法について解説します。
縮毛矯正をかけたはずなのに、取れてしまう原因
縮毛矯正をかけられたのに、広がりやうねりが出てしまう・・・。
このようなご相談をいただくケースが多くあります。
数日〜数週間で取れてしまった場合
この場合は、かかりが悪かった、もしくはかからなかった可能性があります。かけた縮毛矯正が弱すぎた場合、くせが残ってしまい、ご自宅で洗っているうちに戻ってしまうことがあります。かけ直しをお願いしましょう。ただ、同じ美容師さんにもう一度お願いするべきかは、よく考えてください。
なぜなら、縮毛矯正があまり得意ではない美容師さんだと、またすぐ取れてしまい、髪に余計な負担がかかるからです。
お直しのカウンセリングで納得ができない場合は、担当者を変えてもらう必要があるかもしれません。
1〜2ヶ月経って広がってきた場合
この場合は、ダメージが原因で広がっている可能性があります。縮毛矯正をかけた髪は、アフターケアがとても重要です。その後のカラーリングやアイロンなどで髪に負担がかかってしまい、広がってしまうケースが多く見られます。
この場合、安易にかけ直すことは危険です。なぜなら、さらに髪に負担がかかって、最悪ビビリ毛などになってしまう可能性があるからです。担当の美容師さんとどのようにケアをしていったらいいのか、よく相談をしましょう。
リアンはこういったケースのお客様からのご相談がとても多く、定期的に適切なケアで髪質改善をしています。
ビビり毛になってしまう原因と対処法
ビビリ毛とは、受けているダメージに髪が耐えられなくなって、チリチリな状態になってしまう現象です。
顔まわりなど髪が細い部分は非常にデリケートなため、軽い負荷でもビビリ毛になってしまうことがあります。
残念ながら髪は死んだ細胞です。一度傷んでしまった髪は、手触りを良くすることはできても、治すことは絶対にできません。
最近は「髪を治す」「髪のダメージが回復する」など事実と違うことを言う美容師さんもいらっしゃるみたいで、お客様はその言葉を信じ結果的にビビリ毛になってしまった・・・ というケースも少なくありません。
対処法
ビビリ毛にならないためには、髪の状態に合わせた薬剤や放置時間で、髪にできる限り負担を与えないような施術を行わなくてはなりません。
施術前に、髪の状態を正しく見極める必要があります。普段のカラーリング頻度やそのような施術を受けてきたのか、髪がどのくらい負担を受けてきて、そのくらい耐えられるのか。
こういったことを考慮した上で、髪に合わせた薬剤を選んでいきます。
もちろん、状態によっては施術を避けなければならない場合もあります。
施術前のカウンセリングをしっかりと行うことで、ビビリ毛は回避できると考えています。
不自然になってしまうパターンと対処法
縮毛矯正というと、不自然な仕上がりにならないか不安を抱えられている方も多いと思います。
ぺったんこになってしまう
縮毛矯正をした事でボリュームがなくなり、トップがペタンとしてしまうというケースがあります。
これは、髪質やスタイルを考慮せずに縮毛矯正をかけてしまった場合に起こりやすいです。
- 根元を数センチを外して、立ち上がりを潰さないように縮毛矯正をする
- ボリュームダウンさせすぎないで、自然な縮毛矯正を行う
- 顔まわりや前髪のみ縮毛矯正をする(特にショートスタイル)
このように、お客様のクセや髪質・スタイルによってかけ方を変えていく必要があります。
仕上がりが真っ直ぐすぎる
「ザ・縮毛矯正」のように、毛先まで不自然な仕上がりになってしまうのは、
・髪が硬くなってしまう
・毛先がかかりすぎてしまう
・アフターケア不足
といった原因があります。くせを伸ばす際には、「タンパク質の熱変性」と言われる現象を利用するのですが、アイロンの温度が高すぎると、髪が硬化して真っ直ぐ過ぎる硬い髪質になってしまいます。このような状態にならないように、必要な温度設定の見極めが必要不可欠です。また、リアンでは施術後の髪を酵素のトリートメントで処理しますので、仕上がりも柔らかく自然な印象になります。
前髪がシャキーンとしてしまう
毛先がかかりすぎてしまう事例として特に多いのが前髪です。
・前髪の根元と毛先でお薬の強さを変える
・アイロンの熱を当てすぎない
このように、根元部分と毛先部分でかかり具合を調整します。根本のように毛先もしっかり伸ばしてしまうと、シャキーンとしてパッツンな印象となってしまうためです。丸みを持たせた自然な仕上がりは、施術者の技量にかかっています。
髪の根元折れ
縮毛矯正をかけた後に、根本がカクッと折れてしまっていることがあります。
一部分だったり、全体だったり。これは薬剤を塗布する際に、根本にお薬が溜まりすぎ、過剰に効きすぎてしまって起こる現象です。
もちろんダメージの原因になりますが、酷い場合は根本からちぎれてしまうケースもあり、とても危険です。
通常、このようなことがないように、根本から1センチ以上空けてお薬を塗布していきます。
そうしないで根本ギリギリから塗ってしまうと、このような結果になるのです。
前髪で同様なことが起きると、変な方向に割れてしまう原因ともなります。
根本折れをさせないためには、生え癖や毛流れを正しく判断する知識と、お薬を適量適所に塗布する技術が必要になってきます。
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